薔薇マークキャンペーン事務局
2021年1月24日に、薔薇マークキャンペーン代表・松尾匡がおこなった労働組合での学習会の資料を公開します。
消費税10%増税からはじまっていた「淘汰」を、菅政権はコロナ禍の人々の苦境に乗じて加速しようとしています。ショックドクトリン「大惨事につけこんで実施される過激な市場原理主義改革」の歩みが良くわかる資料ですので、ぜひお読みください。そして、どう分断を乗り越えていくか共に考えていきたいと思います。
資料全文 20210124_コロナショックドクトリンの歩み 2021年1月24日松尾匡
(資料の主な構成)
・消費税10%のもたらす世界(コロナショック、円高でますますジャンプ)
・2020年3月 東京財団政策研究所の経済学者による緊急提言(中小企業の新陳代謝が不可欠)
・2020年4月 「持たない会社は潰す」
・2020年5月 「ゾンビ企業は市場から退場」
・2020年7月 成長戦略フォローアップ 「中小企業減 容認へ転換」
・2020年9月 菅氏 中小企業の再編促す
・デービッド・アトキンソン氏の持論
・サッチャー改革の結果どうなったか?
・2020年9月 菅首相就任、最低賃金引き上げ主張
・2020年10月 「成長戦略会議」にアトキンソン氏、竹中平蔵氏を起用
・2020年11月 財政制度等審議会の令和3年度予算の編成等に関する建議(支援を継続し、常態化させればモラルハザード)
・2020年12月 2021年度予算案閣議決定(持続化給付金の打ち切りと、「事業再構築補助金」創設)
・「グリーンエコノミー」も淘汰に。アトキンソン三大リベラル撒き餌
・2021年1月 菅首相施政方針演説(菅路線全開)
・分断をどう乗り越えるかが阻止の鍵