資料室(アーカイブ)

(リンクされたコンテンツの見解は、個人の見解であり、薔薇マークキャンペーンの公式見解ではありません。)

福祉国家と機能的財政―― ラーナーとレイの議論の考察を通じて ――(2019.7.25)(PDF)岡本英男(薔薇マークキャンペーン呼びかけ人・東京経済大学学長))
・東京経済大学学術リポジトリ所収。人びとのための経済政策を考えるために…、長大な論文ですが挌闘する価値があります。挑戦してみよう。
~~あとがきより抜粋~~
深刻なデフレ下で民間の投資と消費の増大が見込めない状況下では,政府紙幣の発行を財源とする財政出動は合理的な政策である
……
ひとたび経済がデフレ・スパイラルに陥ると,政府の需要拡大政策も,あるいは公共投資も,その効果がほとんど発揮しない…。…われわれにはこの堂々巡りを断ち切るには,貨幣創造を財源とする財政出動以外ありえない,と思われる。

黒船MMTと参議院選挙の行方(2019.7.25)(cargo・薔薇マークキャンペーンスタッフ)
ウェブ上の音楽雑誌 ele-kingへの寄稿(第2回)。…かつて「緊縮脳」だとか「家計簿脳」だとかとネットユーザーたちから揶揄されていた野党議員の洗脳が解けはじめたかのような動きが見えてきた。…野党議員の間に確かな「反緊縮」の萌芽が現れつつある…

財政破綻について一緒に考えてみませんか?(2019.7.18) (PDF)(無一文@経世済民・薔薇マークキャンペーンスタッフ)
薔薇マークキャンペーンに関心を寄せてくださるみなさんと一緒に、経済について、財政破綻論について考えたいと思いこのコラムを書く事にしました。わからないことを一緒に考えてみませんか? 双方向な議論はもしかすると知ったかぶりや鵜呑みにするよりも益が多いかもしれません。

黒船MMTが来航、開国を迫る。その時、日本の与野党は(2019.7.14)(cargo・薔薇マークキャンペーンスタッフ)
ele-kingのコラム。MMTをはじめとする『反緊縮』経済理論に関する与野党の議論などを解説。7月17日に薔薇マークキャンペーンが共催するケルトン教授講演のことも紹介。

7月17日 薔薇マーク共催・ケルトン講演「見どころは?」(2019.7.16)(座談会:代表・松尾匡、事務局長・西郷南海子、スタッフ・大石あきこ)
2019年7月17日に、薔薇マークキャンペーンも共催して(詳細は末尾)、MMTで話題のステファニー・ケルトン教授を招いた研究会を開催します。コーディネーターを務める代表・松尾匡に、事務局長・西郷南海子と、スタッフ・大石あきこが、その見どころを聞きました。

消費税増税したら景気がますます悪化する!現在の景気動向グラフ(2019.7.5)(松尾匡・薔薇マークキャンペーン代表)
代表・松尾匡による最近の景気動向に関する資料を公表します。
消費税増税には、格差を拡大させる税制だということで当然反対ですが、『景気が悪くなる』という視点でも、今、増税はあり得ません。

MMTは新次元の政策 均衡財政主義の再考を(岡本英男・東京経済大学学長・薔薇マークキャンペーン呼びかけ人)
エコノミスト Online 紙が「とことんMMT」という特集を組んでいます。全体は有料記事なので気軽に読めませんが、岡本英男さん(当キャンペーン呼びかけ人)の論考「私が意義を見いだす理由 MMTは新次元の政策 均衡財政主義の再考を」は無料記事なのでお読みいただけます。


…筆者が英国で研究生活を送った10~12年にも、高い失業率と緊縮政策に不満を持つ若者のデモに遭遇した。…この経験から筆者は、福祉国家の完成のためには、金融当局と財政当局が一体となって、完全雇用に必要な財政政策と貨幣政策を実行することの重要性を認識した。

筆者も財政学者である以上、かつては福祉国家実現のためには、歳入を確保した上で均衡財政に近い形で運営するべきであると考えていた。だが、リーマン・ショック後、その考え方では社会課題に対応できないのを目の当たりにして以来、…(MMTの)現代的意義を徐々に確信するようになった。

消費税は不要な税金である(池戸万作・薔薇マークキャンペーンスタッフ)
WEBマガジン「Wezzy」(2919.05.04)に掲載されて反響を呼んだ論考です。… 消費税は平成の「負の遺産」として廃棄処理し、令和の新時代には持ち越すべきではないと筆者は考える。…通貨発行権と税金の本質を理解していくと、消費税は廃止しかないという結論に至るだろう。

ランダル・レイ著「 Modern Money Theory」の要点(朴勝俊・薔薇マークキャンペーン呼びかけ人)
MMTの代表的な解説書、 ランダル・レイ著「Modern Money Theory」 の要点を、薔薇マークキャンペーン呼びかけ人の一人、朴勝俊教授が鮮やかにまとめてくれました。MMTを理解しようとするすべての人に、(賛成の人も、反対の人も、懐疑的な人も)ぜひ読んでいただきたい論考です。

反緊縮のマクロ経済政策諸理論とその総合(松尾匡・薔薇マークキャンペーン代表)
欧米反緊縮左派の動向を、いち早く日本に紹介してきた松尾匡が大阪市立大学発行の「経済学雑誌」に寄稿。反緊縮の経済政策への理解がグッと深まること、請け合いです。

MMTリンク集オカシオ-コルテスらが後ろ盾とするModern Monetary Theory(MMT、現代貨幣理論または現代金融理論)が注目を浴びています。「赤字支出をいとわずにインフラや福祉に投資する」という彼らの主張を支えているMMTをもう一段深く知るために、ブログ「道草」さんが公開されているリンク集を紹介します。
MMTは薔薇マークキャンペーンの呼びかけ人の全員が賛同しているわけではありませんが、本キャンペーンが参考にしている理論的源泉のひとつです。

オカシオ-コルテス現象について(PDF・薔薇マークスタッフA)米政界の新星、オカシオ-コルテス。サンダースが送り出した29歳の元ウェイトレスの打ち出した反緊縮!の経済政策=「グリーンニューディール」と背景にある経済理論=MMTとは?

グラフでわかる薔薇マーク認定基準(グラフ・薔薇マークスタッフB)薔薇マーク認定候補者となるためには、認定基準(1)~(6)に反するものが1つもなく、そのうち3つ以上を経済政策として打ち出している必要があります。認定基準がひと目でわかるグラフを作りました。反緊縮の経済政策を理解していただくための近道でもあります。

2019/03景気動向グラフ(グラフ・松尾匡・薔薇マークキャンペーン代表)今年10月に消費税率の10%への引き上げが予定されていますが、このところ、あらゆる景気指標が崩れて景気後退期入りの危険を示唆していることを示すグラフ集。

安倍政権は「緊縮財政」です(グラフ・薔薇マークスタッフB) 安倍政権は財政危機を無視して、無理な財政出動を行っているという誤解が一部にあります。しかし実際には安倍政権の財政政策は「緊縮」だということをグラフで示しました。

政府債務の償還と財源の通貨発行権(論文・桂木健次・富山大学名誉教授・2015/11)

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