松尾匡×梶谷懐 「経済にデモクラシーを取り戻すために」『「反緊縮!」宣言』(亜紀書房) 刊行記念(2019/6/8土@神戸)

【薔薇マークキャンペーン協賛イベントのご案会い】
ジュンク堂三宮駅前店トークイベント
  「経済にデモクラシーを取り戻すために」
 『「反緊縮!」宣言』(亜紀書房) 刊行記念
                       松尾匡×梶谷懐

日 時 2019年6月8日(土)14:00~16:00(開場13:30)
会 場 サンシティビル8階(ジュンク堂書店三宮駅前店の一つ上の階)
     神戸市中央区雲井通6丁目1−15 電話078-252-0777
JR三ノ宮駅/ポートライナー「三宮駅」東徒歩3分 阪神/阪急神戸線「神戸三宮駅」東徒歩5分
主 催 ジュンク堂書店三宮駅前店
協 賛 亜紀書房/明石書店/薔薇マークキャンペーン/ひとびとの経済政策研究会/市民社会フォーラム

この度、日本ではじめて「反緊縮」という言葉をタイトルに掲げた書籍『「反緊縮!」宣言』(亜紀書房、5月23日発売)が刊行されます。
では、ここでいう「反緊縮」とは一体どういうものなのでしょうか? 一言でいえば「反緊縮」とは、「政府が積極的に財政支出をして、人びとの暮らしを支えていくこと」を指しています。これに対して、「緊縮」とは「政府が財政支出を抑制し、財政の立て直しを図ることによって、人びとの暮らしを貧しくしていくこと」を指していますが、今年の10月に予定されている消費増税は、典型的な緊縮政策だと言えるでしょう。
近年の欧州ではこの「反緊縮」という言葉を掲げて、長年の新自由主義政策によって苦しめられた人々の生活不安の声を拾い上げ、私たちの日々の暮らしに直結する経済の領域にも「民主主義(Democracy)」を求める運動が広がっています。
『「反緊縮!」宣言』の刊行を記念して、本トークイベントでは、こうした反緊縮運動の理念を紹介するとともに、欧州とは異なるアジア(特に日本)にこの反緊縮の理念を根付かせていくにはどうしたらいいのか、そして経済に「民主主義」を求めるとはどういったことかについてお話をしていきたいと思います。」

【登壇者】
■松尾 匡(まつお・ただす) 
薔薇マークキャンペーン代表。立命館大学経済学部教授。著書に『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう』(共著、亜紀書房)など多数。
■梶谷 懐(かじたに・かい) 
薔薇マークキャンペーン呼びかけ人。神戸大学大学院経済学研究科教授。著書に『中国経済講義-統計の信頼性から成長のゆくえまで』(中公新書)など。
■コメンテーター:池戸 万作(いけど・まんさく)
薔薇マークキャンペーン経済政策アナリスト、国会議員の経済政策ブレーン、日本経済復活の会幹事などを務める。
■司会進行:大石あきこ(おおいし・あきこ)
音くらしデザイン研究所代表。2019年4月の大阪府議選に無所属で立候補。