朴勝俊
(関西学院大学経済学部教授・薔薇マークキャンペーン呼びかけ人)
オカシオコルテスらアメリカ民主党サンダース派の積極財政政策が依拠するModern Monetary Theory(MMT、現代貨幣理論または現代金融理論)が注目を浴びています。
借金1,000兆円で日本の財政は危機的という財務省の主張は本当なのか? 人びとの暮らしのために使える政府のお金は本当にないのか? 消費税10%増税なしに日本の財政は立ち行かないのか? こうしたことを真剣に考えるとき、MMTを理解することは今、絶対に必要です。
MMTの代表的な解説書、 ランダル・レイ著、Modern Money Theory の要点を、薔薇マークキャンペーン呼びかけ人の一人、朴勝俊教授が鮮やかにまとめてくれました。
MMTを理解しようとするすべての人に、(賛成の人も、反対の人も、懐疑的な人も)ぜひ読んでいただきたい論考です。